ピッコロとプレジ「各社、生き残りを懸けた潰しあい」「ぐばばばばばっ!」
2004年10月24日(日) | 大月 | 晴 | 4台4名参加
今回はいつもとは趣向を変えて、その土地を深く知るという目的のもと大月へ向かいました。近場ではありますが、こういう散策もいいものではないでしょうか。
まず向かったのは大月にある酒蔵・笹一酒造。倉の見学は30分おきにスタートします。今回は、まだ本格的に仕込んでいなかったので全部は見られませんでしたが、酒造りついて色々と教えてくれます。名物キャラもいて、なかなかウケるんですよ。
世界一の太鼓(右)は、ギネスにも認定されているそうです。バンバン打てます。半分酔っぱらったようなオッサン(お客)が調子に乗って打っていました(笑)。隣に置いてある酒樽から、大きさを想像してみてください。
適正飲酒壱拾箇条(笹一の教え)
- 笑いながら共に楽しく飲もう
- 自分のペースでゆっくり
- 食べながら飲む習慣
- 自分の適量を守ろう
- 週に二日は休肝日
- 薬と一緒に飲まない
- 強いアルコールは薄めて飲もう
- 夜12時には切り上げよう
- 肝臓などの定期検査を
- 人に酒の無理強いはしない
肉体を痛めつける壱拾箇条(Mrトヨタ式)
- 呑んで呑んで呑んで…呑んで!
- 「オレは飲める」と、暗示をかける
- 日本酒を注文し始めたら本領発揮
- 強制的に呑み食いをして、体調を崩して肉体のダメージを体感しよう!
- 締めはラーメン
- 酒で体おやしたらそれまでのプレイヤー
- 焼酎は8:2が基本
- 二時まで呑んでそれからカラオケ、夜はこれから!
- 酒の一滴は血の一滴 出された酒は残すべからず
- 寝ゲロを恐れるな(サイテェ)
日本三奇橋のひとつである猿橋。ここは深い谷になっており、橋脚が立てられません。しかし、両側からせり出すようにはね板を渡して橋を架けています。歴史は古く、640年頃には架けられていたとも言われます。 猿橋という名前の由来は、猿が連なって河を渡っているのを見て、それを真似てこの橋を架けたからだとか。
大月の魅力をとことん堪能しようということで、大月市郷土資料館にも立ち寄りました。入館料が100円っていうのがアレでしたが、これがわりと楽しめます。大月の歴史を知ることができますが、なんだか古き日本をかいま見られて不思議な感覚になります。
大月市の昔の様子がジオラマで再現されていたり、また養蚕の道具や初期の手動式扇風機など、歴史的な価値のある史料が多く展示してあります。
ということで、地味な感じのツーリングではありましたが大月という街の魅力を満喫できましたね。
それで思ったのですが、日本の伝統である「酒造り」と大月の「古さを残す町並み」や郷土史料。こういったものは、今の時代ではとかく忘れ去られがちなものではあります。しかしながら、それらの伝統があるからこそ今の時代があるということは事実であり、また敬うべきことなのでしょう。
外側だけではなく、受け継がれるべきものはいつもその本質であるんですよね。忘れていた、そして大切な何かを再認識した。そんな散策でした。