ブルースツーリング

人は城、人は石垣、人は濠、情けは味方、仇は敵なり!
2004年2月8日(日) | 恵林寺 | 晴 | 6台7名参加

山梨県・甲斐の国といえば、歴史上なんといっても武田信玄が有名です。冒頭の「人は城、人は石垣~」という歌は、家臣・領民を愛する“武田精神”発露の詠歌、つまり自分が一国の太守として自由に采配がふれるのは、家臣や領民たちの力によるものであり、報恩感謝の念を忘れずに善政を施す、という意味だそうです。まさに、D/DVILのゲストを取りいれたツーリング精神そのものですね。そして今回のツーリングの「恵林寺」は、その武田信玄自らが菩提寺として定めたところです。

三門。織田信長によって三門の上で焼かれた快川国師の言葉として有名な「安禅不必須山水 滅却心頭火自涼/安禅は必ずしも山水を用いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」が掲げられています。

武田晴信(信玄)の墓です。裏には家臣の墓、柳沢吉保の墓もあります。

右はうぐいす廊下。歩くたびに「キュッ」と軋み音がする意味不明なギミック廊下です。「静かに歩きましょう」と張り紙がしてありました。静かに歩いても音が出るんですけど……。

恵林寺には、このほかにも隣接して「信玄公宝物館」という博物館があります。ここでは重要な歴史の史料が見られます。なお、ここには名物としてほかには、団子があります。いろいろと種類がありますが、「甘辛団子」が地雷でしたね。

というわけで今回のブルースツーリング(恵林寺)でしたが、信玄ファン・歴史マニア・寺院ファンには文句なしにおすすめの場所です。信玄すげえよ! と感じることができるはずです。さくらが咲く季節には、桜並木でとてもきれいなそうなので、その時期をねらっていくのも良いのではないでしょうか。