幕張メッセで開催されたオートサロンに、最終日に参戦。
人は昨年とおなじくらい多かったが、幕張メッセは広いので、モーターショーのように「激混みで動けなくなる」ということはなかったですね。
もし、あなたが車のイベントに行って、人だかりができているところを目撃したとしたら、おそらくこういう状況になっているはずであるw
GAZOO Racing 2014 Nurburgring 24th
カスタムカーのイベントだけあって、メーカー系ブースにも派手な車が出展されています。
最近のトヨタはこういうイベントで、スポーツ色を打ち出しているのが素晴らしい。
TE-Spyder 800
86×style Cb spyder
参考出展も多いのだが、後で調べたら市販化されるものもあったらしい。
AE86 from Initial D
「持ってきて並べろよ! ハチロクをよぉ!」
このハチロクは、プレゼントの商品になっていたらしい。
ファンはすごく欲しかっただろうね。
Lotus 78
漆黒の F1 カー・ロータス 78 は、航空力学の概念を自動車に応用した画期的な設計で、F1 の歴史に残る名車といわれています。
今でこそ当たり前となっているダウンフォースという概念ですが、その技術は F1 から市販車へとフィードバックされ、高速域での安定性の向上に貢献しています。
レプリカとはいえ、往年の F1 ファンは涙ものの展示だったのではないでしょうか。
NISSAN GT-R NISMO
ニュルで世界一のラップを叩き出した GT-R NISMO。値段は 1,500 万円。
なかなか強気なプライスですが、GT-R にさらにチューニングを施したらすぐ何百万になってしまうので、メーカーが最初からチューンしてくれたと思えば安い…のか……?
軽トラやワンボックスの “カスタム” もけっこうあります。
こういうのも需要があるのでしょう。
SLS AMG GT FINAL EDITION
AMG ブースは様々な車を出展しており、本気度が伝わってきた。
車も値段もハード路線ですけど……。
今回は、海外からのお客さんも多かったような印象です。
文化として、日本のカスタムカー文化も世界に発信できるものだと思うのですが、残念ながら日本はモータースポーツや、自動車に対しての理解がありません。
これだけ自動車メーカーがたくさんあるのに、ただの移動手段という域から脱せないのは残念ですね。
展示内容に関しては、チューニングメーカーが出展している車の、車種の偏りが気になりました。最近の車が昔のように自由にいじれる余地が少なくなったとはいえ、86 と GT-R、Z くらいしか本当にいじれないの? というほど同じ車ばかりだった。
90 年代の車(JZA80, FD3S, S14 など)は、いわゆる 「旧車」 コーナーに展示してあり、すでに旧車になっているのかぁ、と感慨深く感じた。この 「古さ」 を飛び越して、20 年落ち以上になってくると、今度は 「カッコイイ」 に変わるのかもしれないけど。
個人的には、ここ最近の新車などを見ると、一般車両でさえドアの開け閉めの際に剛性感を感じて、感動しているようなレベルなので、ここらで最新の自動車の知識を体で感じたほうがいいな、とも思いました。