四国漫遊記 一日目(2003/01/05)
この物語は、実際のお話です。
四国漫遊記
突然だけど、四国に行ったことあるかい?
我々にとって四国とは、生涯行くことがない場所かもしれません。山梨県から遠いので。
自称?「日本のへそ」山梨県と四国は、距離として約600キロ離れています。山梨には空港も新幹線もないので、四国に行くためには静岡に出てそこから新幹線に乗るか、飛行機なら東京に出る必要があります。でも、やはり車好きな我々はクルマで行きたい。そうすると、まず静岡に出てから東名高速道路を延々と西に向かってひた走るしかありません。
今回の企画はお正月にノリと楽しさで言い始めたことなので、計画ナシ、宿もナシ、もっと言うと実は道もよく分かっていません。行き当たりばったり。とにかく四国に行こうというものでした。
その激戦の手帖をみなさんに紹介しよう。
登場人物は、Mrトヨタ、ピッコロ氏、浮雲氏です。
一日目、四国への道
6時頃、ピッコロ氏のセリカで四国に向けて出発。
しばらくして精進湖線に突入したところ、路面はこの有様。某頭文字Dに「スノーロードを走り込め」という名言がありましたが、危ないので走り込みたくないですね。
気温はマイナス5℃。トゥルトゥル滑る道を気合いと根性と若さでクリアして山梨を脱出します。
東名高速道路を西に爆走します。とにかく長いので休み休み進みます。写真はノリと楽しさの浮雲氏。
「日本道路公団」時代の旗です。今では貴重な写真ですね。
地図のない旅
ピッコロ氏の車はナビがなかったので、ノリだけで進んでいくにも限界がありました。大阪に入ったところで迷いました。仕方がないのでコンビニで地図を購入……したのですが。
ピッコロ「おい、次は右か? 高速を降りていいのか!?」
Mrトヨタ(地図を見ながら)「この地図2003年完成の道まで書いてあって…よくわからん。まぁ、いいや。右」
ピッコロ「そんなんでいいのかよ!」
Mrトヨタ「いいや、別に。この旅じたいがノリと楽しさだし! ノリと楽しさで右へ曲がれ!」
と、いう感じで進みましたが、結果的にオッケーでした。
淡路島へ
人間やればできるものです。
明石海峡大橋を渡ります。
午後3時過ぎ、淡路SAで休憩。
瀬戸内海を挟んで本州を見渡します。巨大な橋が本州と淡路島を結んでいます。感動的な風景でした。
四国(徳島)はまだもう少し先です。午後4時半、そろそろ日も暮れてきます。
徳島に到着
午後6時頃、ようやく徳島に到着。出発から12時間が経過しています。長かったですね。ピッコロ氏は運転お疲れでした。
まずは宿を探してから、夜の徳島を散策。
残念ながら「すべっこいところ(T氏語録より)」は発見できませんでしたが(爆)、実は繁華街は別の通りだったようです(次の日に気づきました)。
夕食後、ゲーセンで腹ごなしをするピッコロ氏と脱衣麻雀をたしなむ浮雲氏。
わざわざ徳島まで行ったのにやってることは山梨にいるときと変わらない……
ワンカップをたしなむMrトヨタとピッコロ氏。
オタノシミ中のメンバー。