さて、今回の活動についても少し記しておこう。書いておかないとすぐに忘れてしまうからね。
Super GT は、予選、決勝と、2 日間開催されます。
チケット(駐車場のチケットも)は 2 日間通しとなっており、予選が終わったあと、駐車場で某ゆ○キャンっぽく泊まる人も少なくありません。(次は私たちもキャンプかな)
で、今回は 2 日間行ってみました。
決勝日の方が混むのですが、予選日は人が少ない分、ゆっくりと観戦することができます。
意気込みは良かったのですが、そもそも我々は Super GT をこれだけ観戦しているわりに、マシンやドライバーについて知らなすぎる。いくらなんでもそれは適当だということで、予選が終わった後に調べるか、と適当に考えていましたが……飲み屋に直行w
そんなわけで、次回も GT を観に行くかもしれないので、少し調べてみました。
DTM との交流
2014 年から、ドイツ・ツーリングカー・選手権(Deutsche Tourenwagen Masters)との交流や技術統合を目指し、彼らが設計したカーボンモノコックボディをはじめ共通部品を多数使用。エンジンは日本独自の 2L 直列 4気筒ターボエンジン(NRE:ニッポン・レース・エンジン)が組み合わされています。
この部品共通化により、限られた燃料をいかに効率よく使い高出力を出す、という開発競争が起こっています。
ただ、2021 年現在。本家のドイツでこの規定の継続を断念。引き続き共通部品を使用しながらも、日本は独自のエンジン技術開発の道を歩んでいます。
外側は市販車っぽい雰囲気ですが、中身は別物。
エンジンは 2L に置換されていますが、その出力は 550ps 以上。車重は約 1 トン、駆動方式も FR になっています。
今回、久しぶりに GT を観戦して、(感覚的に)昔のマシンより速くなっている印象を受けました。コーナーリングスピードもそうですが、車体の向きが変わって加速に入った次の瞬間にはものすごい速度でコーナーを脱出していきます。
レギュレーション
Super GT は、GT500(500 馬力相当) と GT300(300 馬力相当) という二つのクラスが混走し、40 台以上の車がレース場で同時に走るという大きな特徴があります。車体にもそれぞれ規定がありますが、500 と 300 はかなりの性能差があり、見ていても明らかにスピードレンジが違います。
「こんなにたくさんじゃ、見分けがつかないよ!」
と思うかもしれませんが、以下に注目してみてください。
ヘッドライトの色とゼッケンの色に注目。白が GT500、黄色が GT300 です。
GT500:リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
GT300:リアライズ日産自動車大学校 GT-R
どっちも KONDO RACING ですけどね。
ドライバー人数は今までと同じ 2 人。ただし、一人が 2 /3 を超えて運転するのは NG。
別になんてことはない規定かと思うかもしれませんが、タイヤ交換のタイミング(ピットに入るタイミング)にも影響します。
ポイントとハンデ
ポイントはドライバーとチームに対して順位ごとに付与されます。
最終的にポイントが多いドライバー、チームが勝利となります。
また、ポイント数に応じてハンデとしてウエイトを積むことになっています。
さらにウェイトが 50kg 以上になると燃料流量の調整も入ります。
シーズン後半ではハンデとの闘いも注目ですね。
俺たちの GT
ということで、予習はコレで完璧だ。
今後の GT がさらに楽しくなることは間違いない。
なお、年間スケジュールとしては、夏(8月)に富士、最終戦がもてぎというイメージがあったのだが、近年の GT はそうではないですね。今のところ最終戦は 11 月 27 日、28 日の富士のようです。12 月も近くなると、さすがに富士は寒そうですが、その頃には新型コロナウィルスも収束しているのでしょうか。。